結婚式の見積りって最初に比べてなんであんなに上がるの?
上がり過ぎじゃない??
結婚式の見積りが上がるのは結婚式ならではの5つの理由があります。
今日はその理由と上がらないために大事なことをお伝えします。
結婚式の見積もりが最初に比べて上がったという声はよく聞きます。
ゼクシィ結婚式トレンド調査によると、実に69%の人が見積もりより実際に費用が上がったと答えています。
その中で、どれくらいの値段上がったかアンケートを取ったところ、一番多いのが100~120万円で22%もいました。
中には200万円以上上がった人もいます。
ブライダルフェアに初めて参加する人は見積り以外にも気を付けるべき点がたくさんあります。まずはこの記事を見てポイントを把握しましょう。
結婚式場の予約はどのサイトを使うかも重要です。
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結婚式の見積りが上がり過ぎる理由
結婚式の見積りが実際に上がってしまう理由は大きく5つあります。
- 最低ランクの見積もり
- ゲストの人数が増える
- 細かい漏れがある
- 「結婚式は一生に一度」に弱い
- 上のランクを選びたくなる
1.最低ランクの見積もり
最初に提示される見積りでは全て最低限のランクのものになっています。
最低限なので、打ち合わせを重ねる度に、ランクが上がったり、付け足したいものが増えていって金額は増えるばかり。
増えることはあっても減ることはありません。
特に料理・衣装・装花。
この3つは結婚式費用の中でも大きなウエイトを占めますが、これらも全て最低限の基本料金のみとなっています。
「最低限」と聞くと聞こえは悪いので、式場では「ベーシックなもの」として説明しています。
例えば、料理はワンランク上がるだけで1人前5千円上がることは普通です。
ゲストが50人であれば、料理をワンランク上げるだけで25万円費用が上がることになります。
見積りをもらうときには、料理・衣装・装花などのランクも聞いたうえで、上のランクか中程度のランクで見積りをとるといいでしょう。
2.ゲストの人数が増える
見積りを取ったときには明確にゲストの人数が決まっていない場合が多いです。
しかし、ゲストの人数が変われば費用は大きく変わります。
結婚式費用はゲスト1人あたり約6.8万円かかるといわれています。
ゲストが3人増えただけで約20万円費用が上がります。
親族や友人関係などの兼ね合いもあって、ゲストを1人増やすと「あの人もこの人も」と芋づる式に増えていってしまいます。
見積りをもらうときには明確にゲストの人数を決めておけるとよいでしょう。
3.細かい漏れがある
最初の見積りでは含まれていない細かい部分がたくさんあります。
最初の見積もりはあくまで「結婚式を行うのに必要最低限のもの」しか含まれておらず、これだけでも結婚式はできますが、それ以外にもいろいろとお金がかかってきます。
- 両親への花束代
- 写真の焼き増し代
- ヘアメイクリハーサル代
- 衣装の小物やアクセサリーのレンタル代
- 乾杯のシャンパン代
- フラワーシャワーやブーケトス代
ここに挙げたのはほんの一部です。
これらを実際の最初の見積りで全てを確認しようとするのは不可能でしょう。
4.「結婚式は一生に一度」に弱い
「結婚式は一生に一度だからケチらずにいこう」
この気持ちが結婚式費用を上げる1つの理由です。
もちろん、一生に一度なのは間違いありませんが、お金をかけるべき部分とそうでない部分のメリハリはつける必要があります。
もし結婚式費用で10万円を節約できたらそれだけで、旅行に行けるかもしれません。
新生活の家電を買えるかもしれません。
「一生に一度」という言葉に惑わされず、お金をかけるべきかどうかよくよく見極めましょう。
5.上のランクを選びたくなる
人間は「上・中・下」の3ランクあった場合、中か上を選びたくなるもの。
最低ランクのものはあまり選びたくない気持ちになります。
試食や試着で一度良い物を体験してしまうと、それが高くても選びたくなってしまいます。
繰り返しになりますが、お金をかけるべき部分とそうでない部分のメリハリはつける必要があります。
「ランクが上だから」という理由で選ぶのではなく「本当に自分たちの結婚式にふさわしいかどうか」で選びましょう。
見積りが上がり過ぎるのを防ぐために
なるべく見積りが最初のものから上がり過ぎないようにするために大事なことは4つです。
- ゲストの人数を確定する
- 料理、衣装、装花は細かい内容を確認
- 何を重視したいか決めておく
- 見積りを確認する時間をもつ
1.ゲストの人数を確定する
ゲストの人数が変わるだけで見積りに大きく影響します。
見積りをもらうときにはなるべくゲストの人数を確定させましょう。
人数が確定できない場合は、今予定している人数にプラス10人で見積りをもらいましょう。
そうすることで見積りが大きく上がるのを防ぐことができます。
2.料理、衣装、装花は細かい内容を確認
料理、衣装、装花は大きく費用が上がる項目です。
最初の見積もりをもらったときに、その値段でどんな内容のものになるのか細かく確認しておきましょう。
ランクやコースがあるのならそれを具体的に確認しておきましょう。
3.何を重視したいか決めておく
見積りをもらう前に、自分たちの結婚式では何を大事にしたいのか予め決めておきましょう。
演出・料理・衣装・会場の雰囲気など、力を入れたい点を決めておけば、無駄な出費を抑えることができます。
4.見積りを確認する時間をもつ
ブライダルフェア当日だけでは見積りを十分に確認する時間はありません。
必ず持ち帰って確認するようにしましょう。
一番良いのは、プロの目で確認してもらうことです。
私は相談カウンターに見積りを見てもらうことをおすすめしています。
結婚式場予約サイトの『ハナユメ』や『トキハナ』は相談カウンターの評判が高いうえに、アフターフォローをしてもらえることで有名です。
費用に心配がある人は相談カウンターの利用がおすすめです。
見積りは100万円上がるつもりで
どれだけ工夫をしても、最初の見積りから費用が上がってしまう場合はあります。
それならはじめから見積もりはあがるものと覚悟しておきましょう。
最初の見積りから100万円ぐらい多めにみておけば、費用が大きく上回ることはありません。